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帯化 / アーリー・デイズ・アルファ(Early Works)
¥2,000
予約商品
帯化が結成される前、2017年から2018年にかけて帯化の島崎が制作・録音した楽曲群をまとめた、帯化の「0枚目のアルバム」が、帯化結成6周年を記念してリリース。自宅の一室で抽象化されたポストパンクは、現実世界を遥かに離れて、実験的というにはあまりに粗く、青く自壊していく。テロリズムの過激さと、未だ存在しないがいつか現れるであろう「あなた」への憧憬に焦がれるナイーブさは、ロックバンドという形態への自信喪失と同期しながら、部屋の片隅で縮こまる。そこに眠っているのは黒歴史か、あるいは、未発掘の鉱脈か。カセット版は帯付き仕様+DLコード+歌詞カードが付属。 [試聴] https://taikafasciation.bandcamp.com/album/early-days-alpha-early-works
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帯化 / 緑盤 Green Disk (Live Album)
¥2,000
予約商品
2023年の12月23日、名古屋の鶴舞Daytripで開催された、ANISAKIS、WBSBFK、酩酊麻痺、帯化の共同企画『百』における帯化のライブ演奏の様子を記録したライブアルバム。 ポストパンクが異常発達する名古屋という土地で、帯化の過熱したポストパンクスピリッツがフィードバックノイズと土着的なリズムをまとって臨界点に達する。名古屋DAYTRIPの爆裂音響でクリップするレコーダーの音はライブの熱量を反語的に物語っている。スタジオアルバムではフォースワールド的な音響感覚を参照し続ける帯化が、それらの意匠をかなぐり捨てたあと、どんな演奏をしてみせるのか。 カセット版は帯付き特殊仕様。また以下が付属する。 ・DLコード ・フルライブ映像 ・帯化と名古屋ポストパンクの関係性について綴られたミニ冊子 [試聴] https://taikafasciation.bandcamp.com/album/green-disk-live-album
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野流 / For Damage
¥2,000
固定メンバーを最小限に抑え、音源制作やライブ演奏のたびに参加者を入れ替え、自由奔放に即興演奏を続ける音楽集団、野流(Yaryu)の2nd Albumのカセットテープ版が造園計画よりリリース。 日本を代表するギターリスト、岡田拓郎、んoonで活動するボーカリストJ.C、トリプルファイヤーの新譜にも参加しているフルート奏者、池田若菜、サイケデリック・レジェンド、Acid Mothers Templeの河端一をはじめ、Dhidalah、シベールの日曜日、PSP Social、Kumagusuなど、数々のバンドからの客演を迎えながらも、スピリチュアルジャズの即興性、サイケデリックロックの熱気、純邦楽の精神性、それら全てが透明感あるアンビエントのテクスチャーを纏いながら形をなしている。『For Damage』はアンビエントであり、ジャズであり、ロックであり、ニューエイジであり、同時にそのどれでもない領域に踏み込む。 またカセットテープ版限定で、未発表音源集『記号の森の動物たち』のDLコードが付属する。本作は、USのCentripetal Force, UKのCardinal Fuzz, オーストラリアのRamble Records、3カ国共同でLP、CDがリリースさていたものの、日本での流通はほぼ存在せず、本作のフィジカル版が国内流通するのはこのカセットテープ版が初となる。 [試聴] https://yaryu.bandcamp.com/album/for-damage-2
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野流 / 梵楽(re-press)
¥2,000
Laraajiを思わせるオートハープの音色と、山本邦山的な雅さ。サイケデリック直系のスピリチュアリティとアジア人の身体性が出会う。循環を繰り返す川のようにメンバーが入れ替わる、不定形の音楽家集団、野流の1stアルバム『梵楽』のカセットテープが、新装版ジャケットでリプレス。 グリッドを押し流していくオートハープの音色は、瑞々しさと野生味を兼ね備えていた70年代の電子音楽に回帰しながら、日本の住宅環境に相応しい柔らかい調度で、庭に生い茂る草木や虫と共に感光していく。 リプレス版には、『梵楽』の制作中に野流が録音していたトラックをまとめた未発表音源集『けもの道』のDLコードが付属する。『けもの道』のなかで聴くことができる、粗野であり、ピュアでもある初々しい演奏は、『梵楽』の心地よさとは別の「道」で、野流というグループのコアにつながっている。 [本編試聴] https://yaryu.bandcamp.com/album/bongaku [付属音源試聴] https://yaryu.bandcamp.com/album/wild-path-outtracks
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円午 / 冥°
¥2,000
予約商品
サウンドアーティストとして活動する円午による2025年作アルバム。冥府の底から怨念をくみ上げていくように上昇するオシレーターと、その周りを漂っては消え、徐々に凶暴さを増していくコラージュノイズ。大正ロマンとJ・ホラーを悪魔合体したような「暗さ」と、エクスペリメンタル/アヴァンギャルドな音響感覚が、内田百閒的な茫漠さをたたえながら、カタストロフに向かう。 カセットテープ版は竹の皮とタコ糸で梱包された特殊スリーブ仕様。A面は諸事情でブランクとなっており、B面のみに音源が収録されている。音源のDLコード、屏風風ミニ冊子が付属する。 [試聴] https://yengo.bandcamp.com/album/meido
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Ajuga Decumbens (Remix Album)
¥2,000
大山田大山脈、揚、二人の電子音楽家が互いの楽曲を換骨奪胎するリミックス・アルバム。 人々を天上に誘う美しいメロディを書くことに魂を捧げた大山田大山脈と、地の底から怒号のような低音を引きずり出す揚、二人の眷属が互いの肉を貪りあい、解釈しあう。そこにあるのは「怒り」か「癒し」か。 吹きあがる鮮血のように赤々と燃え上がるリフの応酬と、迫りくるリズムトラック。互いの作家性を磨き上げるために崖から突き落とし、四肢を引き裂く無慈悲さは、その美しさで贖われることとなる。主観的な解釈で作品を解体してしまうリミックスという残酷な営みが、別の次元で原曲のポテンシャルを回復させ得ることを不気味に示す驚異のリミックス・ワークス。 アルバムタイトルは、地を覆うように群生する様から、ジゴクノカマノフタという和名を持つ薬草、Ajuga Decumbens(アジュガ・デクンベンス)から取られている。 カセット版は帯付き特殊仕様。また以下が付属する。 ・揚と大山田大山脈が自身のリミックスについて綴ったテキスト ・『Ajuga Decumbens』のDLコード ・『Ajuga Decumbens』収録曲のリミックス前のオリジナル音源を集めたアルバム『Ajuga Decumbens -原曲集-』のDLコードが付属。 [試聴] https://taikafasciation.bandcamp.com/album/ajuga-decumbens-remix-album
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御池塘自治/On Chitou Jichi( LP )
¥4,400
帯化の2023年作の3rd AlbumのLPレコード。 帯付き仕様。特大ポスター歌詞カードが付属。また『御池塘自治/On Chitou Jichi』のDLコードにあわせて、帯化主催のレーベルである造園計画に所属するダブテクノの新鋭、揚による帯化“行楽日和”の破壊的リミックス音源、“行楽日和 -Abolition of Fence- 揚 Remix”のDLコードが付属。 《試聴》 https://taikafasciation.bandcamp.com/album/on-chitou-jichi-3rd-album
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織川一 / 穂遊
¥2,000
郊外の貧しい植栽から、あるいは国道沿いのマンションの一室から紡がれる、郊外都市のためのニューエイジ。千葉、鎌取出身の音楽家、織川一による第一音源集『穂遊/Suiyu』。 自宅の一室での宅録と環境音で構成されたという、ローファイでありながら神学的な響きを含むA面から、オートハープ、エレピ、ムーグシンセ、オルガン、テナーサックスなどのあらゆる楽器によって柔らかく塗り重ねられた音響と、野を駆け回る野ウサギのように自由な歌声が美しく溶け合う、15分を越える表題曲『穂遊/Suiyu』に向かって、郊外都市の憂鬱は穏やかに浮遊していく。 Popol Vuhなどのスピチュアルなジャーマンサイケの系譜と<Leaving Records>などのニューエイジリバイバルの系譜を引きながらも、プライベートな余白をそなえたニューエイジアルバム。カセット版には、『穂遊/Suiyu』のDLコードにあわせて、アウトトラック集『一向自適/Ikkojiteki』のDLコードが付属。 *** 《試聴》 https://orikawa.bandcamp.com/album/suiyu-1st-album
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fyyy / 『Hoves』
¥2,000
宅録作家fyyyの第一音源集。そこにあるのはネオフォーク的な呪術性か、インディフォーク的な「ひねくれ」か、あるいは宅録されたhallelujahs、ポストパンクを始めた世界線の戸張大輔…。どんな表現も陳腐に響くような場所で、朴訥とした歌は不可解な日本語詞をばらまき、ドローン的なギターサウンドと混じり合いながら情景以前の不気味な磁場を立ち上げる。 fyyy本人が影響を受けたと言い張る、Neutral Milk HotelやThe Microphonesのひねくれインディー・フォークの系譜はねじれて、ねじれて、もはや心許ない。その「ねじれ」はどこに向かうのか。孤立し、ガラパゴス化することを「良きもの」に反転させる、宅録文化が持つ力をより純化させた驚異のデビューアルバム。 カセット版には歌詞カード、本作品のDLコードに合わせて、自らの楽曲を切り刻み再構成した悪魔的なセルフリミックス音源を含む、アウトトラック集『無題のドキュメント』のDLコードが付属。 《試聴》 https://fyyy.bandcamp.com/album/hoves-1st-album
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Music For Tourists (Compilation Album)
¥2,500
音楽のパラレルワールドを密かに垣間見ることができる、アルバム“Music for Tourists - A Passport for Alternative Japan”。日本中の最もエキサイティングな16バンドによる16トラックの新曲を集めたコンピレーション。本作はリスナーを、インディーロック、アートパンク、ポストロック、インダストリアルのジャーニーに連れて行くようなアルバムである。あたかも車窓の風景が次々に変わっていくように、音楽の風景が変化していく作品だ。 1.aldo van eyck - X 2.Ayato - Psychedelic SPA 3.デュビア80000cc - コーヒーおいしい 4.ハシモニュウ - Sappy Birth 5.Breakman House - ふたり、この夜 6.象の背 - P.P.P. 7.pandagolff - ビンを落としました (industrial version) 8.schedars - in the morning I eat rotten meat (alternative version) 9.WBSBFK - haircut (long version) 10.alleswitz - S9812 11.mizumi - 0I0 12.zo-ki - ebonydance 13.帯化 - 御御御付け 14.DopeDobutu - TooKaGee 15.Academy Fight Song - FEELING 16.Barbican Estate - Fresh Air (alternative version)
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大山田大山脈 / Dyspepsia Original Sound Track
¥2,750
1998年に発売されたという架空のゲーム『Dyspepsia』のサウンドトラックとして制作された大山田大山脈の第4音源集『Dyspepsia Original Sound Track』。インターネットコア的な解像度のクリーチャーを思わせる多彩なメロディとリズムトラックがきままに飛び回る、不気味な魔窟(ダンジョン)にぼくらは足を踏み入れる。 そこかしこに罠のように仕掛けられたレフト・フィールドな歪さと、大山田大山脈の根幹に刻まれているYMO的なポップネスが互いに互いを支え合い、存在しないはずの架空のゲームのディテールを浮かび上がらせていく。 「食べ残した現実は、再びあなたの前に現れる」 (『Dyspepsia』キャッチコピー) CD版には本音源のDLコードにあわせて、ゲームライター、コノミガワ・ジュンヤによる『Dyspepsia』の解説文が記されたブックレットが付属。 《試聴》 https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/dyspepsia-original-sound-track
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揚 / 『After Dark Tour』
¥2,000
日没後の観光地を描き出す、東京の電子音楽家、揚の第二音源集『After Dark Tour』。先鋭的に磨き上げられたポストインダストリアルサウンドは、ダンスフロアに並ぶ足をもつれさせ、そのダンス・ステップを途切れさせる。ダブ由来の重いベースは無軌道にスイングし、音楽ジャンルに囲い込めない異様なサウンドテクスチャーが蛇のように這いずり回る。 カセットテープは、カセット本体を本に見立てた腰帯仕様。観光パンフレットを模したミニブックレットに合わせて、リミックス音源、未発表音源を収録した特典音源集『B』のDLコードが付属。 《試聴》 https://yo-daau.bandcamp.com/album/after-dark-tour
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浜町造園計画/Hamacho Zouenkeikaku
¥2,000
民謡とバンドという異質な形態を素面で交雑させる二人組ロックバンド、帯化の新音源、『浜町造園計画』。 武蔵野美術大学主催の「日本橋浜町ライフスタイルプロジェクト」の一環で制作された音源集である本作は、グローバル化とローカリティ、住民と観光客という、二つの軸がぶつかり合い、交差し、共存する多様な力場である日本橋浜町をドキュメントしつつ、かつて浜町を流れていた人工の川である浜町川を起点にして、浜町の過去、現在、そして未来を繋ぎ、再構築する。 どこか冷たいナレーションの声と、観光客たちが行き交う雑踏の騒がしさを思わせるパーカッションとアコースティックギターの即興演奏が絡み合う、A1.『浜町の固有性のために』。そして浜町で録音された環境音とカサついたギターと、リズムを刻む代わりにメロディックに響くパーカッション類が、浜町川の歴史をなぞる歌声を伴奏する、A2.『遺る川』。二つの対比的な楽曲がそれぞれの角度から浜町の景色を切り取っていく。 フィジカル版は本音源が収録された8cmCDに合わせて、浜町で採取した土、木の実、花などが封印され、表面にDLコードが張り付けられた小瓶、本プロジェクトの概要書、歌詞カードが付属。 《試聴》 https://taikafasciation.bandcamp.com/album/hamacho-zouenkeikaku ------ 帯化(Taika) Guitars,Vocals 島崎森哉(Shinya Shimazaki) Drums,Percussion,Trumpet 須永大河(Taiga Sunaga) All songs and words written by Shinya Shimazaki Arranged by Taika Recorded and mastered by Yui Kimijima(Tsubame Studio) Mixed by Shinya Shimazaki Artwork and design by Shinya Shimazaki Narration(M1) Zhu Wenfan,Lu Tianshuo Chorus(M2) Lu Tianshuo
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『弊池塘地図』(ZINE) +『追伸、追而書』(TAPE)
¥2,000
2023年の2月にリリースされた帯化のサードアルバム、『御池塘自治』の制作について帯化の二人が書き綴ったZINE『弊池塘地図』。 『御池塘自治』の制作過程や、楽器のプレイ、リファレンスとなった音楽について、時に抽象的な語りも交えながら、あらゆる方面から『御池塘自治』をマッピングしていく。また、石川開によって撮影された、帯化二人が冬の街を闊歩する様子を捉えた写真も多数収録されている。 ZINEにあわせて、『御池塘自治』の制作過程で削り取られ、捨て去られていった、老廃物、あるいはメモ書きのような部分を、大雑把に束ねて作り出された音源集『追伸、追而書』のカセットテープと、『追伸、追而書』について解説した別紙も付属する。 本音源が持つ走り書きのような拙さは、作り込まれたアルバム作品よりも、帯化の作家性を純粋に、素朴に反映している。ジャケットは、くしゃくしゃに丸められたメモ用紙に印刷をほどこした、「くしゃ紙ジャケ」仕様。 《『追伸、追而書』試聴》 https://taikafasciation.bandcamp.com/album/out-tracks
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長袖Tシャツ (『生物生息空間 -Biotope-』)
¥2,000
右胸と左腕にプリントがあしらわれた長袖Tシャツ。カラーは白/黒の二種、サイズはM/Lのみ。ライブ演奏とスタジオや河原での練習の様子を記録した音源集、『生物生息空間-Biotope-』のDLコードが付属。 ------------ Mサイズ 着丈 : 70cm 身幅 : 52cm 肩幅 : 47cm 袖丈 : 61cm Lサイズ 着丈 : 74cm 身幅 : 55cm 肩幅 : 50cm 袖丈 : 62cm ------------ 『生物生息空間 -Biotope-』 1. 殻潰し_20220902八王子 2. 金魚鉢_20230226八王子 3. エクスペリエンス_20210919多摩川 4. 人混み_20221213吉祥寺 5. 群島理論_20210724下北沢 6. アー・ウー_20210724下北沢 造園計画-026
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御池塘自治(CD)
¥2,500
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。 サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。 ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。 ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。 ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。 1.行楽日和 2.藤棚 3.新居にて 4.紫陽花 5.胸騒ぎ 6.金魚鉢 7.御陵 8.降霊 9.地方/痴呆 **** 通常のCDジャケットの9倍の大きさのポスターに展開することができるポスタージャケット仕様。ポスタージャケットには、湿原に形成された池沼=池塘(別名、餓鬼田)に育まれる生態系が抽象的なイメージで描かれている。 《付属品一覧》 ・ポスタージャケット仕様(裏面歌詞カード) ・和紙帯 ・丸金魚ステッカー ・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード ・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ 《試聴》 https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing 《予告映像》 youtu.be/ODZxkdxDGSc ── 録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化) ミックス:島崎森哉 マスタリング:水野壮志(Studio MASS) デザイン:島崎森哉 発売日 2023年2月8日 造園計画-024
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御池塘自治(Cassette Tape)
¥2,000
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。 サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。 ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。 ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。 ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。 1.行楽日和 2.藤棚 3.新居にて 4.紫陽花 5.胸騒ぎ 6.金魚鉢 7.御陵 8.降霊 9.地方/痴呆 **** 今作を強引に祀り立てる、「御(おん)」という接頭語そのものを象徴するかのように、熨斗(のし)と水引きで飾り立てられ、めでたい雰囲気が演出されたカセットテープ。歌詞カードは蛇腹状に折りたたまれている。 《付属品一覧》 ・蛇腹歌詞カード ・熨斗(のし)、水引き仕様 ・丸金魚ステッカー ・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード ・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ 《試聴》 https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing 《予告映像》 youtu.be/ODZxkdxDGSc ── 録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化) ミックス:島崎森哉 マスタリング:水野壮志(Studio MASS) デザイン:島崎森哉 発売日 2023年2月8日 造園計画-024
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御池塘自治(CD+Cassette Tape)
¥4,000
東京を拠点に活動するツーピースロックバンド、帯化の第三音源集。 サイケデリック、ポストパンク、インダストリアル、フォーク、タイポップス、日本民謡を横断する音像は、生活のなかでフィールドレコーディングされたあらゆる環境音に食い破られながらも、「ロックバンド」という様式のなかでその先の光明を捉える。 ハイハットをドラムセットから排除し、タムを中心に組み立てられたドラムパターンは、途中、シンバルの代わりに据えられた鉄板をぶん殴ることでインダストリアルサウンドに寄り道しながら、徐々に祭囃子に似てくる。 ツーピースという節制されたスタイルは、電動ドリルや鈴の音、あらゆるメタルパーカッション類が入り込む余地を残しながら、くぐもったギターと共に、コブシの効いた歌がそれらを「歌謡」として取りまとめる。 ユースカルチャーのなかでの特権的な位置を失ったその後で、「ロックバンド」が持ち得る可能性を拡張せんとする、二人組の「河原者」が編み上げた今作、『御池塘自治』に宿っているのは、西洋文化たる「ロックバンド」の誤った翻訳、ローカライズの運動であり、同時に極めてオーソドックスな文化的諸力である。 1.行楽日和 2.藤棚 3.新居にて 4.紫陽花 5.胸騒ぎ 6.金魚鉢 7.御陵 8.降霊 9.地方/痴呆 **** 《CD》 通常のCDジャケットの9倍の大きさのポスターに展開することができるポスタージャケット仕様。ポスタージャケットには、湿原に形成された池沼=池塘(別名、餓鬼田)に育まれる生態系が抽象的なイメージで描かれている。 《付属品一覧》 ・ポスタージャケット仕様(裏面歌詞カード) ・和紙帯 ・丸金魚ステッカー ・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード ・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ 《Cassette Tape》 今作を強引に祀り立てる、「御(おん)」という接頭語そのものを象徴するかのように、熨斗(のし)と水引きで飾り立てられ、めでたい雰囲気が演出されたカセットテープ。歌詞カードは蛇腹状に折りたたまれている。 《付属品一覧》 ・蛇腹歌詞カード ・熨斗(のし)、水引き仕様 ・丸金魚ステッカー ・Bandcamp版(44kHz16bit)DLコード ・高音質版(44kHz24bit)DLリンクタグ **** 《試聴》 https://soundcloud.com/user-809149285/on-chitou-jichi?si=3260cd899c9c42baaed38c924d02f883&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing 《予告映像》 youtu.be/ODZxkdxDGSc ── 録音:君島結(ツバメスタジオ)、島崎森哉(帯化) ミックス:島崎森哉 マスタリング:水野壮志(Studio MASS) デザイン:島崎森哉 発売日 2023年2月8日 造園計画-024
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河原結社
¥1,000
五月上旬に河原にて録音作成された音源集。郊外都市と河原について。あるいは、暮らしと余暇という対立の外部、「暮らしに内在し続ける無能」について。インディーでありフォークでありトライバルでありインダストリアルな何か。 フォーマットは「石」,「ゴミ」(DLコード付)。「ある男」へのリスペクトを込めて、多摩川中流にて収集した「虚無」を販売します。この「虚無」の圧倒的質感に恐れおののいてください。歌詞ブックレット付。 販売方法は「対面販売」アリ(特典付き)。対面販売利用の方は以下のアドレスか、SNSのDMまで。 taika.fasciation@gmail.com 曲目 1.新興住宅 2.献立 3.ロープ 4.多摩ニュー 5.予知夢 6.遊園 7.没落 8.穀潰し 9.河原者 10.無能 11.河原結社 予告映像 https://www.youtube.com/watch?v=8-RMiTzGYXk mastering/mix/recording 島崎森哉(帯化) 造園計画-011
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『アーリー・デイズ』造園計画-10
¥10,000
帯化が帯化と名乗る以前の4つの未発表音源集『相模原戦線』、『平成歌集』、『楽園デイズ』、『待機時間』(合計で2時間くらい)、の音源データ+ブックレット2冊が付属。 ブックレットには、収録曲全曲解説や帯化ができるまでの歴史、他言無用の秘密の話、書きそびれたクラン松山さんとの出会い〜録音エピソード、東浩紀についてなど収録。文章アンド音源で我々の隠された秘密や恥ずかしい過去が明らかになります。 ほぼネタのつもりなので誰も買わないと思いますが、もし購入を検討している方はまず一旦以下のメールまでご連絡を。 taika.fasciation@gmail.com
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構成的責任
¥2,000
Anisakis企画イベントSUZUKOMEでの帯化のライブを収録した映像作品。機材トラブルとそれに伴う相談や戸惑いの様子もノーカットで収録したドキュメンタリーであり、公式ブートレグ。機材トラブルという前時代的なトラブルをきっかけになぜか熱量が上がっていく様は、用済みになった「ロックバンド」概念の再考を迫る。切り取られたゴザとテープによって緊縛された特殊ケース仕様。 また、映像が作品化されるに至るまでの経緯が自由と責任と歴史修正主義という概念を巡って抽象的に記録されたブックレットや、本編を帯化の二人で試聴しながらお喋りしたオーディオコメンタリー、2019年6月の帯化二回目のフルライブ映像のリンクも付属。 『行楽日和』のみ以下から映像が観れます。 www.youtube.com/watch?v=9bAI1wJDAgo 1.水田 2.公園 3.行楽日和 4.新廃仏毀釈 5.アー・ウー 6.降霊 撮影/編集 白岩義行 format DVD(ゴザ+DLコード付属) 造園計画-016
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Zolpidem
¥2,000
SOLD OUT
大山田大山脈 3rd Album 『Zolpidem』 1. Jan-17 2. Jan-23 3. Jan-19 4. Jan-29 5. Jan-30 6. May-4 7. March-8 8. Feb-6 9. April-29 10. Feb-12 Format:Cassette Tape Design by 井上Y(kumagusu) 造園計画-024 ≪試聴≫ https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/zolpidem 大山田大山脈は3作目にして「効能」としての音楽にたどり着いた。若年性の、あるいは季節性の認知症としての不眠症に寄り添う音階の数々は、ビートを脱色し、震えながら眠気の調度のうえを旋回する。大山田大山脈自らが穏やかな眠りにつくために調合された音波状の睡眠薬、『Zolpidem』。 都内を中心に精力的に活動するロックバンドkumagusuの中心人物である井上Y氏によりデザインされた装丁は、錠剤の白い外皮のような質感を作品に付与し、毎晩取り出し「服薬」したくなるような『Zolpidem』へのアディクトを誘発する。
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Selected Early Works+Outtracks(特別版)
¥2,300
SOLD OUT
大山田大山脈の1stが君島結のマスタリングにより再来。カルト美少女ゲームブランドCRAFTWORKの劇中曲や、蓜島邦明の仕事を想起させる架空のサウンドトラック集。奇怪な電子音は不安と妙な穏やかさをインクにして日記を書き綴る。 現実の景色はそこにはない。脳内を行き交う電気信号と、セロトニンの分泌量のグラフ、簡素なナンバリングの集積、その荒涼とした景色が辛うじて捻り出す実存の残り滓。音響的快楽に溺れる手前で「メロディ」に留まり、つまづき、彼女は真っ暗な空を見上げる。 試聴は以下から https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/selected-early-works-outtracks 特別版には通常版に合わせて『Selected Early Works/Outtracks』のカセットテープが付属。 『Selected Early Works/Outtracks』 1.#12.3 2.#18 3.#22 4.#21 5.#20 All songs written, programmed by 大山田大山脈 Design by 大山田大山脈/島崎森哉(帯化) Mastering by 君島結 造園計画20,21
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Selected Early Works+Outtracks(通常版)
¥1,500
SOLD OUT
大山田大山脈の1stが君島結のマスタリングにより再来。カルト美少女ゲームブランドCRAFTWORKの劇中曲や、蓜島邦明の仕事を想起させる架空のサウンドトラック集。奇怪な電子音は不安と妙な穏やかさをインクにして日記を書き綴る。 現実の景色はそこにはない。脳内を行き交う電気信号と、セロトニンの分泌量のグラフ、簡素なナンバリングの集積、その荒涼とした景色が辛うじて捻り出す実存の残り滓。音響的快楽に溺れる手前で「メロディ」に留まり、つまづき、彼女は真っ暗な空を見上げる。 試聴は以下から https://ooyamada-daisanmyaku8.bandcamp.com/album/selected-early-works-outtracks 通常版には『Selected Early Works』のDLコードに合わせて『Selected Early Works/Outtracks』のDLコードが付属。 『Selected Early Works/Outtracks』 1.#12.3 2.#18 3.#22 4.#21 5.#20 All songs written, programmed by 大山田大山脈 Design by 大山田大山脈/島崎森哉(帯化) Mastering by 君島結 造園計画20